みんなでつくる、ペットと同行避難
練馬区の「災害時ペット管理ボランティア」に登録しています。
東日本大震災の際、何かしたい、でも自分にできることがない、とてももどかしい経験をしました。
このボランティアの存在を知って、区民になってすぐ登録しました。
練馬区では震災時、自宅が被災して避難が必要なときは、ペットを同行して避難拠点(区立小中学校)へ避難することとしています。
しかし、災害時の混乱の中では管理がうまく行き届かず、避難者とペットを巡るトラブルが発生。
そこで、災害時に飼い主とともに適切にペットの保護・管理を行ってくれるボランティアの力を借りようとなったのだそうです。
登録しているのは、動物飼育経験の豊富な人や、動物を扱う仕事についている人など。
ボランティアといえど一区民、いざ災害が起きたら被災者のうちの1人だし、自身にも大切なペットがいる…そういった人たちです。
自分たちも被災する中でボランティアなんて、自分には無理、と思うかもしれませんよね。
でも、私はむしろこのボランティアの研修を受けたことで「ペットとの同行避難」というまだ経験したことのない事態への不安が、少しだけクリアに、少しだけ安心へと変わりました。
事前に知っておくことで、不必要な不安を抱えずに済んだり、
自身が主体的にボランティアとして動くことで、不安や問題点を自ら解決できる、ということもわかりました。
(もちろん、実際に経験してみないとうまく行くかどうかわかりませんが…)
今回の大型台風を経験して、私が改めて実感したこと、学んだこと、いろいろ書いてみたいと思います。
このことは、ペットを飼育している多くのみなさんだけでなく、
まだペットの同行避難に関して対応が追いついていない自治体のみなさんにも、
ぜひとも知っていただきたい!…と思うのです。
長くなりそうなので続きます…